人気の関節炎治療サプリ、痛み和らげず
グルコサミン・コンドロイチン硫酸の関節症に関する効果は中等症・重症に限定的効果(しかも、併用時のみ)
昨日、某医療系メーリングリスト(ML)で知ったことだが、この頃、大々的に宣伝されているグルコサミンやコンドロイチンには痛みを緩和する効果がないという。
http://www.jc-press.com/kaigai/200602/022401.htm
先日のビタミンDなどの話に続き、またもや健康神話が覆ったわけだ。

尊敬する(これは皮肉でも何でもなく、ホントに尊敬してるって意味。俺が「尊敬する」なんていうと、深読みして皮肉じゃないかと思うムキもありそうだから、敢えてホントだと宣言する)、牧瀬先生という方がいらっしゃる。
この方は本当にEBM(Evidence Based Medicine:証拠に基づく医学)を実践しておられる方で、以前、さっきのと違う某医療系MLで、さまざまな医療における疑問や質問に対し、的確なコメントをしてくださったり、新しい知見をこれまた適切・的確な文献を引用されて紹介してくださったりしていた。
検索ロボットが集めてきた網羅的なものや、いい加減で通り一遍の浅薄な文献引用ではなく、本当にじっくり読み込まれて消化されたものをご紹介くださるので、そのMLでは牧瀬先生のものはじっくり読むが他は読み飛ばし、斜め読みしていた(ま、MLから流れてくる情報量が多すぎて、他のMLでもだいたいそうなんだけどね)。

ある事情から、そのMLでの投稿をおやめになったときにはがっかりしたのだが、ちゃんとブログを書いてらっしゃることがわかり、かえって夾雑物がないぶん、よかったと思っている次第である。RSSフィードリストにいれてあるから更新があればすぐに読みに行けるし。

それはさておき、その牧瀬先生がこのこともちゃんと書かれていらっしゃった。やっぱりすごい方です。
http://intmed.exblog.jp/3241819/
専門的なことが多いから、医療関係者じゃないと読むのがつらい面もあるかも知れないけど、わかりやすく書いてくださってるし、医療を取り巻く状況への社会時評などもあるし、医療関係でない方にも読んでいただきたいブログです。
http://intmed.exblog.jp/

ニッポン消費者新聞の記事を流し読みしたら「まったく効果なし」みたいに読めなくはないが、牧瀬先生のものを拝読すると、そうではなく、「効果が弱い」のだということがよくわかる。

いずれにしても、健康食品のたぐいの情報には今後も眉につばをつけながら、ウラを取っていく必要がありそうだ。
by nawakatsunori | 2006-02-28 11:45 |
<< ホームレスのために、19歳の鉄... ”チクングンヤ”って阿呆だろう... >>